koban.netからkoban.clubへ
世の中にインターネットが浸透し始める頃、僕も当然やってみたいと言う好奇心からプロバイダと契約して、インターネットを存分に楽しもうとしていました。
今ではあまり契約の売りにならないですが、当時はWEBサイト用に数メガの容量が用意されていて、そこで個人的なWEBサイトを作る人なども出てきて、そんなサイトを探し出しては見て楽しむなんて感じでした。
そして当然僕も興味が湧いて、html勉強したりしながら個人サイト作って遊んでました。
その時は音楽やったりしてたんで、遊園地のように楽しくてオーケストラのように壮大な、っていう思いを込めて、AmusementParkOrchestraを略してAPOっていうディレクトリでbekkoameさんでサイトをやったりしていました。
おもしろいもので、当時は個人でサイト運営、いや、サイトっていうか個人サイトを運用しているのが結構レアで、某人気アーティストの事務所から手伝ってくれなんて言う連絡があったりしたりもしました。
そこは結局お仕事にはならなくて、でもホームページ作ってます、なんていうだけで、ちやほやされたりする事もあった時代なのだと、今になって感じたりします。
そのころに自前のドメインで、自前のホスティング環境を提供する会社が出始めて、「よし、自前でいろいろやろう!」っておもいたって、当時コムコムクラブという名前で広告をたくさん出していた会社と契約して、そして、猫につけた小判ってなまえで、kobanというドメインを一つ取って、そこでBlogかいてたりしました。
その時に取ったドメインが「koban.net」でした。
ひそかに親にも見られたりしたり、今ではFacebookで十分な内容をBlogとして書いていたりしたんですよね。
振り返ると、そのコムコムクラブが営業権譲渡されたり、譲渡された先の会社でDBのアップデート失敗してデータが全部飛んで、その会社に乗り込んで自身で取ってたバックアップをベースに復旧させたりと、その間多分10数年は「koban.net」をなんとか運営していたなぁ、勝手に自分の言いたいことだけ書いてたなぁ・・・、という時間をすごしました。
そして、そこまで愛着があった「koban.net」というドメインですが、更新タイミングを外してしまって、あっという間にどっかの企業に取られてしまいました。
まぁ、MovableTypeというBlogエンジンを使って運用していたBlogなんで、書き留めていた文章に思い入れは相当あるけど、自身の失敗で失効したドメインだし、時代はTwitterやFacebookのような発信媒体が増えてきて、他にもれず自分もそこでいろんな友人とつながったりしていたから、トラックバックとか気にしなくてよい分、自前のドメインをもって何かをやろうという想いは完全になくなっていたのかもしれません。
とはいえ、取り返したい「koban.net」というドメインがどこかの国のどこかの企業のものになってしまい、取り返せる見込みがなくなってきていて、悩ましい時間を過ごしていました。
とれないのか、とりかえせないのか・・・
ここで、あきらめることにしました。
取り返せないのであれば、別に何か企業として運用していたドメインでもない。
自分が勝手にやりたいことを試していた環境なので、もう一度、自分で好きなことをできる環境を持つならドメインにこだわる必要はない!と。
むかしは、「ne.jp」とか「.com」とかいろんなトップドメインがあるようで実は少なかったんだけど、最近はすごく増えてて、運用するサイトのサービスに合わせたドメインが山ほどあって、中にはほぼ無料で取得出来るようなドメインもたくさん存在している。
「猫に小判」を考えると、「koban」は外せないから、その中で取得可能なものをいろいろ考えて、このたび「人が集まれば楽しそう」という想いだけで「.club」でドメインが開いていたこともあって「koban.club」を取得しました。
こんな時間を過ごしている間に、Blogエンジンの環境もすっかり変わってしまい、僕が真剣に勉強していたMovableTypeはもはや過去のものになっていて、最近はWordPressっていうエンジンになったりしててね。
最近仕事でWordPressに触れることも多くなって、今回このように新しいドメイン取って自分の為に好き勝手やろうとしている想いの裏で、最近流行ってるCMSエンジンのノウハウを習得しようという想いがあって、こんな環境を作りました。
ぶっちゃけ、月額1,000円程度で好き勝手やれるおもちゃを手に入れた、そんな感覚でこのサイトを運営していきますし、まぁ、その程度の入り口で「koban」なドメインを復活させただけです。
本当に欲しかったのは「.net」でも、取れなかったから「.club」。
今回のサイト運営開始はそんなシンプルな理由です。